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インターネットビジネスの本格的参入

第22回「要件定義で定義すること(デザイン要件)」

3.デザイン要件
 「デザイン要件」は、あまり聞かない言葉かもしれません。
 当社では、システムに対する要件と分けるために用いています。
 その言葉が表すとおり、Webデザインに対する要件を意味します。

 ECサイトを立ち上げたことがなくともホームページを立ち上げている会社は多数あります。その際、必ず何らかの形でデザインへの要件を出しています。

 例えばそれはホームページを立ち上げる目的であったり、ページを見せる主要ユーザであったりします。

 デザイン要件は、ビジネスプランが出来上がっていれば決まっていることであり、改めて検討することではありません。
 逆に言いますとビジネスプランにおいてどこまでサイト構築の目的とターゲットが明確になっているかとも言えます。

 何を目的に誰に見せるデザインなのかを定義します。

 誰に(ターゲット)がどこまで具体化しているかによって、デザインも変わってきます。
 例えば、当社では以下のターゲットが設定されている場合、それぞれ提案内容が変わります。

(A)20代女性
(B)20代の都会に住むOL
(C)20代の北海道・山形・佐賀に住むOL
(D)20代の三重、大阪、大分に住むOL
(E)20代の都会に住む技術系のOL

 C,Dのターゲットが実際にあるかどうかは別として、一見関連性のなさそうな地域に何の意味があるのか?
 直ぐに分かった方は、さすが!です。

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□ 要件定義で定義すること(業務要件)
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4.業務要件
 業務要件を定義するためには、どんなサービスを提供し、サービスを提供するために必要な業務が何なのかが明確になっている必要があります。
 さらに、その業務うち、どこを自動化(システム化)することで最も費用対効果が高いかも検討されていなければなりません。

 それらは、要件定義に入る前に検討されている筈です。
第18回「要件定義の前にやっておかなければならないこと(続き)」参照)

 検討が不十分なら再検討しましょう。

 さて、ECサイトにおける業務要件を考えてみますと「受注」業務が挙げられます。
 インターネットを使って受注を自動化する。
 これが業務要件です。
 しかし、これは十分ではありません。

 ECサイトの経験を積んだ事業者(開発委託先)をパートナーに選択していれば、「インターネットで受注」というキーワードから必要な要件を導いてくれることでしょう。しかし、経験が不十分な事業者であれば、その限りではありません。

 また、幾ら経験を積んだ事業者だからと言って「分かってくれるはず」と思い込んではいけません。
 必ずひとつひとつの要件を確認してください。

 間違いなく言える事は、構築するサイトで実現したいことを一番知っているのは、紛れも無くそのプランを立てているあなた自身であるということです。
 逆にそうでなくてはいけません。

 専門家であるサイト構築事業者からアドバイスを受けることは、必要なことですし、むしろアドバイスを受けられるパートナーを選ぶべきです。
 しかし、アドバイスを受けることと頼り切ることは意味が違います。

 よって、自分自身で詳細に要件を定義してください。

 話を戻しますと、受注業務の要件を定義するならば

 ・受注に際しては在庫チェックを行う
 ・在庫があれば受注し、受注確認メールを発注者と管理者へ自動送信する
 ・在庫がなければ代替品を提案する
 ・代替品もなければ納期が遅くなっても良いかを確認する

 などが挙げられます。

 かなり細かくなってしまうかもしれませんが、デザインやシステム開発が始まってからの新しい要件や要件の変更はスケジュールと予算に跳ね返ってきますので、詳細に具体的な要件を十分検討してください。

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