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インターネットビジネスの本格的参入

第17回「要件定義の前にやっておかなければならないこと」

 ビジネスプランの作成が済みましたらWebサイト構築の要件を定義します。
 

 しかし、その前にまだ検討事項が残っています。

 それは、「サービス内容を詰める」事、「業務フローを決める」事です。
 これらをしないまま、要件定義に進んでしまうと後から思いがけない追加費用の発生や、動かないシステムの完成に陥ってしまう可能性が高くなります。

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□ 要件定義の前にやっておかなければならないこと
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 Webサイト構築を内部で行うにしても、外部に委託するのであっても、どんなものを作るのか要件を定義しなければなりません。

 要件を定義するにあたって事前に検討しておかなければならないのは、「サービス内容を詰める」事と「業務フローを決める」事です。

 ビジネスプランを作成した段階では、サービスの概略は決まっていたとしても詳細にまで落とし込まれていないかと思います。  さらには、どのように業務を進めるかも決まっていないことでしょう。

 これらを決めておかないと後から思いがけない追加費用の発生や、動かないシステムの完成に陥ってしまう可能性が高くなります。

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□ サービス内容を詰める
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 例えば、会員制の経営サポートサイトがあるとしましょう。
 サービスの概要は、以下の通りです。

 ○サイトは会員制、会費を納め会員になれば専用画面を通じ、法律・税務・労務の専門家に
  Webを通じて質問・回答を受けることができる。

 ○質問回数は、月3回までが無料。以降は、一件あたり500円を徴収

 一見、サービス内容は決まっているかにも思えますが、これを全てとして考えて問題はないのでしょうか?

 例えば今回の例で検討しておくべきことは

 (1)非会員には会員用画面は一切公開しなくてもよいか?

   インターネットの世界では情報は無料という意識が根付いています。
   そのため、有料の会員制サイトの場合、サービスの実例が分からないと会員化が
   困難であるのが現状です。
   そのため、非会員であっても会員ページの参照のみ可能、あるいは一日だけ利用できる
   ID/Passwordを発行する。一般ページで詳細な説明をする。
   などの対策を考えておく必要があります。

   これらの対策によって要件が変わります。

   ○非会員も会員ページの参照のみは可能
    会員と非会員によりページのアクセス制限をすることを要件に加えなければなりません。

   ○一日だけ利用できるID/Passwordを発行する
    ID/Password取得申請・発行機能を要件に加えなければなりません。

   ○一般ページで詳細な説明をする
    説明ページを制作対象に加えなければなりません

 (2)1つの質問の定義は?

   質問が自由記入で行われる場合、その内容は人によってばらつきがあります。
   1回の質問の中に聞きたいことが3点含まれている場合。
   あるいは質問内容が曖昧で、専門家との間で何度かやりとりが行われる場合などが考えられます。

   もし、一回のやりとりが1質問であるとしたままシステム化すると1回の質問に
   沢山の質問を書いてくる人に対応できなくなってしまいます。

   このケースでは回答者が質問者と調整し、1つの質問に絞るのか、複数の質問に分けるのかが
   ひとつの解決策となります。
   しかし、それをどう調整するのかを決める必要があります。

   例えば、質問専用画面を通じて行う、別途メールで行う、電話で行うという手段が考えられます。

   これらの対策によって要件が変わります。

   ○質問専用画面を通じて行う
    もしそれがBBSのようなインタフェースで行うならば、回答者がどこからどこまでを
    1つの質問とするか決めることができるようにすることを要件に加えなければなりません。

   ○別途メールで行う
    メールソフトなのか、専用メールなのかを要件に加えなければなりません。     

   ○電話で行う
    もし電話での履歴を管理するとなれば、それを要件に加えなければなりません。

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□ 詳細に詰める必要性は?
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 前述の例は、サービス詳細ではなく、プロモーションの一つである。
 あるいは、要件定義のフェーズで詰めればよいこと。という意見もあるかもしれません。

 しかし、これらはコストに直結することですので、早めに決めておくべき事項なのです。詳しくは次回に改めて。

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