前回は、品質は人に依存すると言うことをご説明しました。
今回は、ではいったいどうやって事業者を選定するのか?
というテーマです。
こちらも重要なテーマだと思いますので、是非ご一読下さい。
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□ 大手企業に任せればひと安心! か?
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(ここは特にシステム開発を意識してします。)
大手企業に任せれば安心と思われがちです。
確かに「大手」という名の「ブランド」は安心感があります。
その案件が億単位など高額な商談ならば大手に任せれば安心と言ってもいいでしょう。
それはなぜ?
大きな(儲かる)案件に「できる人」を充てるからです。
小さな(儲からない)案件に「できる人」が来たならば、それは幸運です。きっと「できる」若手でしょう。
このような言い方をすると、まるで悪徳業者のように聞こえてしまうかもしれませんが、そうではありません。
大手企業であっても、本当に能力のある人は限られています。
言い方を変えると、能力のある人は業界内でも限られているのです。
それはどこの業界でも同じことです。
限られたリソースを有効活用しようとすると大きな案件(儲かる案件)に能力がある人をアサインするというのは、極めて自然なことだと思いませんか?
実例ですが、システム開発の現場において大手企業が、全く経験のないエンジニアをデータベース設計者としてアサインしていたことがありました。
データベースの設計経験がない人間が作ったデータベースはパフォーマンスも保守性も悪くなりがちです。そのために開発・保守コストが膨れ上がってしまいます。さらには、パフォーマンスチューニング等の余分なコスト(DBエンジニアでもチューニングは行いますが不必要の)がかかります。
そしてそのコストはなぜか委託者に跳ね返ってくるのです。
しかし、専門知識がないユーザは設計の良し悪しが分かりませんから、それを受け入れざるをえないのです。
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□ しかし小さな企業は不安
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当社自身弱小企業ですので、こんなことを言っていては墓穴を掘りそうですが・・・
小さな企業に対する不安感があるのは事実でしょう。
小さな企業には「ブランド力」がないからです。
デザイン等のクリエイティブな仕事であれば小さくとも良い仕事をするところは沢山ありますので、小さな企業、さらにはフリーランスに対する抵抗感は少ないことでしょう。
しかし、システム開発となると発注額も大きくなりがちですから、抵抗感は大きくなります。また、実際、小中規模のシステム事業者は大手の下請けとなり、自社にノウハウがなく、かつ蓄積されないところが多いのです。ノウハウがあるとするならば、会社としてではなく、まさに個人個人のノウハウなのです。
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□ どうやって事業者を選定するのか?
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では、一体どうやって事業者を選定するのでしょうか?
事業者の選定方法、それは一言で言うと「会社を選ばない。人を選ぶ」ことです。
理由は単純、人が仕事をするからです。
当たり前のことを言っているようですが、今一度考えてみてください。
モノ作り(工場生産品)においては、千個、一万個作ったとしても、その品質は保たれます。
しかし、Webデザイン、システム構築、記事の作成はそうはいきません。
品質の良し悪しは、人に依存します。
もっとも理想的なのは、契約前にどんな能力・実績がある、どんな人が担当するのかを明確にしておくことです。
しかし、実際には契約を締結できないと人も確保できないので、難しいことは事実です。
ですが事業者側も本気であれば、誠意を見せてくれるでしょうから、こちらも誠意を持ってお願いすべきところです。
多くの人がかかわる業務であれば、その全員を明確にすることは不可能に近い話です。その場合は、責任者となる人間を明確にします。
責任者が信頼できれば、かなりの安心材料になります。
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□ 人の良し悪しを判断するには?
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さて、今度はどうやって「人」の良し悪しを判断するかです。
それは、次の通りです。
1.フィーリングが合うこと
これは大事なことです。
幾ら仕事ができる人であっても、フィーリングが合わず言いたいことも言えないなどがあれば良い結果が生まれるわけがありません。
本当のプロであるならば、フィーリングすら合わせてくれるものだと思います。(委託者と直接接することが少ない技術者などは別ですが)
立場が違えば考え方も違うのは避けられませんが、対象となるプロジェクトを共に成功させようという価値観が共有できるような人がベストです。
2.納得させてくれること
自社にノウハウがないからこそ、外部に委託するのですから、委託先の力量を計ることは非常に難しいことでしょう。
どの業界も専門用語があり、専門用語を並びたてられて説明されるとなんとなくできそうな錯覚に陥ってしまいます。
「できそうな人」と「できる人」は違います。
できる人は、ノウハウがない人に対しても納得できる説明をしてくれます。一度で納得できなければ二度でも三度でも説明を受け、納得させてくれる人を選択してください。
3.勉強すること
ノウハウがないから委託すると開き直らないで下さい。
やはり、最低限の知識を学ぶことは大切です。
ある程度の知識を持っている人、あるいは自分も学ぼうとしている人のほうが、受託側も助かりますし、やる気になるものです。
また、専門用語で煙に巻こうなどと考えている悪徳業者から身を守る手段にもなります。
契約上は、委託者&受託者ですが、互いをパートナーとして、一つのプロジェクトを遂行したほうが成功に結びつきます。
互いがパートナーになるためには、互いのことを知る必要があるのです。
どこまでが最低限の知識か?というのも難しいところです。
しかし、目安として、ネットビジネスをはじめようとするならば、書店に沢山ある関連本を2、3冊読んで理解する程度で十分です。
そこで、気をつけなければならないのは、知っているふりをすること。
多少の知識を身に付けたところで、プロにはかないません。
知らないところは素直に納得させてもらいましょう。
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皆様がパートナーと呼ぶに相応しい、良い事業者にめぐり合い、ビジネスが成功されることを祈っています。